シェリー・ローズ・シャーベイの「「影響言語」で人を動かす」を読みました。
影響言語とは、相手の心を動かす言葉のことです。
人は、話をするとき、無意識にその人特有の言語パターンやしぐさがあります。相手のパターンに合わせて話をするとコミュニケーションが取りやすくなります。
この本では、LABプロファイル(言葉と行動のプロファイリング)として、紹介しています。
動機づけの特徴
・主体性・・・率先して物事を始めるか、ほかの人が行動を起こすのを待つか
主体・行動型
反映・分析型
・方向性・・・目標を達成しようとするときと、問題を解決・回避しようとするときでは、どちらのほうがやる気が高まるか
目的志向型
問題回避型
・判断基準・・・自分の内側にある基準によってやる気になるか、外側からの情報によってやる気になるか
内的基準型
外的基準型
・選択理由・・・つねに別の道を追求するほうがよいか、決められた手順に従うほうがよいか
オプション型
プロセス型
・変化・相違対応・・・どのように変化へ反応し、どれくらいの頻度で変化を必要とするか
同一重視型
進展重視型
相違重視型
進展・相違重視型
行動上の特徴
・スコープ・・・全体像を必要とするか、細かい情報を必要とするか
詳細型
全体型
・関係性・・・他人の発するノンバーバルな反応に敏感か、自分の内側の世界にこもったままか
内向型
外向型
・ストレス対応・・・働いているとき、ストレスに対してどのように反応を示すか
感情型
チョイス型
冷静型
・連携・・・一人で働いているとき、周りに人がいるとき、みんなで一緒に働いているとき。どの環境にいるときが一番能率的に働けるか
個人型
近接性
チーム型
・システム・・・仕事について考えたとき、気持ちや感情に関心が向くか、タスクやアイデア、システムやツールに関心が向くか
人間重視型
物質・タスク重視型
・ルール・・・自分や他人に適用する、行動上のルールは何か
自分型
無関心型
迎合型
寛容型
・知覚チャネル・・・物事を納得するとき、その知覚チャネルから情報を集めるか
視覚型
聴覚型
読解型
体感覚型
・納得モード・・・納得して決断するために、集められた情報や証拠をどのように処理するか
回数重視型
直感重視型
疑心型
期間重視型
これが使いこなせたらすごいですね。いろんな代理店さんとコミュニケーションが取りやすくなるでしょうね。役に立ちそうです。
面白い本です。
一読をお勧めします。
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