吉田新一郎の「効果10倍の”教える”技術―授業から企業研修まで」を読みました。
この本もいただいた本です。
研修を専門にしている人には当たり前のことなのでしょうが、保険業界はかなり遅れていると思い
ますので、とても興味深く読みました。
どうしても研修というと、講義形式、この本でいうと、「工場モデル」です。産業革命以降、均質なものを大量に生産するために一度に多くの人に同じことを一方的に伝える方法です。
今の多様性の時代には、確かに時代遅れ、どんどんワークショップが取り入れられればいいですね。
面白いことがたくさん載っていましたので、以下抜粋します。
記憶に残る割合
・聞いたことは、 10%
・見たことは、 15%
・聞いて見たときは、 20%
・話し合ったときは、 40%
・体験したときは、 80%
・教えたときは、 90%
学びの原則
①人は皆、常に学んでいる
②安心して学べる環境が大切である
③積極的に参加できるとよく学べる
④意味のある内容や中身を扱うことでよく学べる
⑤選択できるとよく学べる
⑥十分な時間があるとよく学べる
⑦協力できるとよく学べる
⑧振り返りとフィードバックがあるとよく学べる。
⑨互いに讃え合ったり、教え合える機会があるとよく学べる
いい研修会
①会の雰囲気がいい
②得るものがある
③発見や出合いがある
④参加者の主体的な参加
⑤講師ではなく、コーディネーターの存在
⑥振り返りがある
⑦目的の共有と達成が図れる
⑧動きのある学び
⑨実践できる研修
⑩研修で終わらず、つながる・広がる
⑪参加しやすい条件
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