中野民夫氏、森雅浩氏、鈴木まり子氏、冨岡武氏、大枝奈美氏の「ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ」を読みました。
今まで読んだファシリテーションの本は、スキルやツールを中心に書かれていたものが多かったような気がして、HowTo本として読むには、良かったのですが、なかなかファシリテーションの良さが実感できないものが多かったような気がしています。
この本は、著者それぞれのファシリテーションのストーリーが語られていて、それが、イメージとして頭に浮かび、すごい心地いい時間が流れていたんだろうなあということが感じられるすばらしい本でした。
先日、某経営コンサルタントから、某有名出版社で、”ファシリテーション”という言葉を知っている人が2人しかいない、というボヤキを聞きました。
そんなに知られていないものなのか、残念な気持ちになりました(確かに私のいる会社でも誰も知りませんが)。
つい最近、あることに気づきました。社内で90分会議をしても、いつも全く何も決まりませんが、社外で某携帯電話会社の方のファシリテーションで90分会議をしていたら、数え切れないぐらいアクションプランができました。
もちろん、ファシリテーションだけの問題ではないですが、同じ90分でもこんなに違うんだ、と大きな衝撃を受けました。
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