ヘイル・ドゥオスキンの「人生を変える一番シンプルな方法」を読みました。
この本は、セドナメソッド、「手放す」ことをテーマにしています。
最初に”9つの感情の状態”を書いています。
無気力、悲しみ、恐れ、渇望、怒り、誇り、勇気、受容、平安
無気力を説明する言葉として、
あきらめる、かたくなな、冷めた、やる気を失った、無関心な、無感覚な、むなしい、消極的ななど
悲しみを説明する言葉として
見捨てられた、どうすることもできない、責められた、無視された、裏切られた、不公平だ、憂鬱など
恐れを説明する言葉として
心配する、ぞっとする、懸念する、抑圧された、うたぐり深い、おびえる、内気な、用心深いなど
渇望を説明する言葉として
貪欲な、押しが強い、自分本位の、ひねくれた、うらやむ、執着した、欲求不満のなど
怒りを説明する言葉として
しゃくにさわる、残酷な、攻撃的な、いらいらする、理屈っぽい、けんか腰の、反抗するなど
誇りを説明する言葉として
横柄な、傲慢な、気難しい、独断的な、思い上がった、容赦ない、うぬぼれた、杓子定規のなど
勇気を説明する言葉として
冒険好きな、探求心のある、積極的な、機敏な、生き生きした、集中した、与える、能力のあるなど
受容を説明する言葉として
豊かさ、十分さ、オープンな、優しい、陽気な、輝いた、美しい、親切な、共感、自然さなど
平安を説明する言葉として
自由な、静かな、気づき、無限の、私は存在する、穏やかな、時間を超えた、果てしない、全体など
無気力、悲しみ、恐れ、渇望、怒り、誇りの6つの感情を解放して、勇気、受容、平安へ移行する方法が、ひとつずつ書かれています。
また、人は思考、感情、信念、振る舞いのパターンの下に4つの欲求にモチベーとされていると書いてあります。その4つとは、
制御(コントロールをしたいという欲求)、承認(認められたい、愛されたいという欲求)、安全(安心したい、生存したいという欲求)、分離(離れたい、独立したいという欲求)の欲求です。
この4つの欲求が私たちを制限する核で、この欲求を解放すると、望むものを手に入れ、かつ、やる気を保てると言っています。
メソッドは、とてもわかりやすく、いつでもできそうですが、「手放す」ことができるようには、訓練が必要です。
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