辻秀一氏の「フロー・カンパニー」を読みました。
「フロー(FLOW)」とは、1つのことに集中している状態で、他の何も問題にならない状態、それ自体が非常に楽しいので純粋にそのために多くに時間や労力を費やす状態です。
「フロー」は、以前に隣でクルクル回っている、ミハイ・チクセントミハイの「フロー体験とグッドビジネス」でも紹介したと思います。
この本は、大きく3つのことが書いてあります。
・フローとは何か、どういう状態か
・フローになるとどんないいことがあるのか
・どうやったらフロー状態になるのか
スポーツ心理学者の書いた本なので、卓越した成果をあげているスポーツ選手を紹介しながら、フローについて書いているのがとてもわかりやすいと思います。
タイガー・ウッズが1打ごとにフロー状態になっているのではなく、10秒ごとに切り替えて、新たなフロー状態でプレーをしているというのには、びっくりしました。
ここがポイントだなあと思うところを抜粋します。
外部要因がどうであれ、心をいつでもプラスの状態にできる考え方を作り出せるように、脳のアウトプット力が高いということである。この脳の力鍛え、スキル化することが、私の行っているトレーニングである。フロー状態の根源は「脳力」なのだ。
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