堤真一氏編著、青山征彦氏、久保田享氏著の「はじめての研修効果測定」を読みました。
本のタイトルから、カークパトリックの「レベル4フレームワーク」を想像する方も多いのではないでしょうか。
レベル1:リアクション(反応レベル)
参加者はその研修を気に入ったか
レベル2:ラーニング(学習レベル)
参加者は目的の能力を身につけたか
レベル3:ビヘイビア(行動レベル)
参加者はセールス場面で活用しているか
レベル4:リザルト(成果レベル)
参加者は研修によって成果を挙げたか
私もたまに代理店さんに対して、研修を実施しますが、忘れがちです。
(反応レベルの研修ばっかり)
成果レベルの研修を心がけたいですね。
研修をデザインする際にガニエの9つの教授事象も参考になりますので、書いておきます。
・注意をひきつける
・学習者に目標を知らせる
・前提学習を思い出させる
・学習すべきことを提示する
・学習の指針を与える
・パフォーマンスを引き出す
・パフォーマンスについてのフィードバックを与える
・パフォーマンスを評価する
・学習の維持と転移を促す
アフターアンケートを作る際にも参考になる本です。研修を行うことが多い方には、おススメの本です。
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