昔から良くあることですが、良い商品がないと、どうしても”お願いセールス”になりがちです。お願いしたからといって、代理店さんは、その会社に案件を回す筋合いはありませんので、ソリシターは、他社で引き受けできなかった案件を何とかまわしてもらうとします。特に、一番良い商品を持っている会社が、厳格に審査をしていると、下体案件がたくさん出てきます。2番手以降の会社は、それをなんとか申請書を書いて、無理やり引き受けてると、そういう契約ばかり集まってしまうことが考えられます。
利益率の高い商品を出すことは、会社にとっては良いことですが、セールスパーソンにとっては、つらいです。つらいのでどうしても無理をする、下体の契約でも何とか引き受けようとします。
はじめて代理店営業をするという方が、良い商品がない会社で営業をするのは大変です。企画提案型を最初から行うことは難しいですし、良い商品がないので、代理店さんにも相手にされません。代理店さんに相手にされないので、いつまで経っても仕事が覚えられません。挙句の果てには、”お願いセールス”へ進んでいきます。そのあたりのことを上司の方が分かってないと、一生不幸なソリシターになってしまいます。
良い商品があるということは、優良な被保険者集団を作ること、優秀なソリシターを育てることにとって、とても重要です。
良い商品は、終身保険でも医療保険でも何でも良いです。1つだけで良いです。
良い商品とは、保険料が安いこと、解約返戻率が高いことだけではありません。特長があれば良いのです。
良い手数料である必要はありません。手数料が他社の1.5倍でも、保険料が他社の1.5倍なら、解約返戻率が他社の2/3なら、まず売れることはないでしょう。
良い商品がないと思っている方は、他社にない特長を探してみましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿