中野民夫氏の「ファシリテーション革命」を読みました。
以前に紹介した「ワークショップ」の続編のようです。
ファシリテーター8か条をまとめられ入るので引用します。
ファシリテーター8か条
フ:ふらっと現れふらっと去る。オイラは脇役、縁の下の力持ち。
参加者が主体の学びの場。良い体験が残っても、
ファシリテーターのことは忘れられるくらいが
いい。ちょっと寂しいけど。
ァ:在りようそのものが見られている。その場その時にしっかりと在れ!
ファシリテーターは「技術」よりも、結局その
存在感が場に影響を与えている。突発的な状況
にも深呼吸してBe Here Now!
シ:事前の準備は入念に。人事を尽くして、天命を待て!
事前にはいろいろシミュレーションをして幾通り
もの万全の準備を。しかし始まったらそれに
こだわらず、流れにまかせよう。
リ:リラックスしているとみんなも安心。でも時にはキリリとメリハリを!
ファシリテーターがくつろいでいると皆にも伝染。
でも「促進役」でもあるので、時には巻いたり
プッシュしたりも必要。
テ:丁寧に耳を傾けよく聞こう、一人ひとり多様さを!
「誰もがその場に貢献できる何かを持っている
(anyone can contribute)」という信念で
傾聴を。その姿勢は皆に伝わる。
ィ:一番大事な「場」を読む力。常に個と全体に気配りを!
これがなかなか難しい。一人では困難なので、
複数のファシリテーターやスタッフチームで、
分担して全体をカバーしよう。
タ:タイムキープはしっかりと。無理なく自然に、かつ容赦なく!
終わりはたいてい遅れがち。だが後の約束が
ある人もいる。ルーズにならずに時間管理は
大切。それもあせらず自然に。
ア:遊び心、ユーモア、そして無条件の愛と信頼を忘れずに!
なにより楽しくなくっては。そして、人や
グループやプロセスへの無条件の深~い「愛」
と「信頼」こそがワークショップの基本。
ソリシターの○か条でも作ろうかなあ。
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