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2009/01/30

オフィス革命

昨日のテーマの参考になるなあと思って読みました。

潮田邦夫氏、妹尾大氏の「魔法のようなオフィス革命」です。

著者のオフィスを維持する意味は、「ひとりでは出せない知恵を出す」と書かれています。


確かに誰とも話さないで、パソコンに向かっている、直行直帰で代理店さんを訪問しているのでしたら、家でやればいい(会社に行かなくていい)ですからね。


著者はこうも書いています。

「ひとりでは出せない知恵を出す」という活動は、野中氏が「組織的知識創造」と呼ぶものです。井戸端会議で暗黙知が形式知になり、回覧板で形式知同士が結合する。これは、知識創造理論の前半部分(暗黙知から形式知へ)に相当する活動と考えられます。暗黙知の主たる担い手である人と、形式知の主たる担い手である文書資料が自由に即時に動くようなオフィスが、イキイキとした職場を作るのです。




今ワールドカフェが流行っているのが、わかりますね。会社にいてもたくさん人がいるにもかかわらず、分断されているように感じます。
オフィス全体を井戸端、タバコ部屋、喫茶店のような”場”にしてしまおうという発想でしょうか。こんな職場だったらメンタルヘルスの問題も減りそうですね。
(”ワールドカフェ”は”超おすすめの本”の「ワールドカフェ」参照、野中先生の「組織的知識創造」は、”超おすすめの本”の「知識創造企業」参照)


最後にこう書いています。


みんなで知を創ることは、人間の最上の楽しみなのです。



この本を読んで、昔、本社にワガママを言って、オフィスレイアウトを変えたこと思い出しました。
そのときは、フリーアドレスにしたわけではありませんが、暗黙知が形式知化され、知識創造されたと私も仲間も感じました。

2009/01/29

代理店さんに関心を持つ

かなり時間が経ってしまいましたが、最後の”代理店さんに関心を持つ”です。

これも難しいですねえ。

周りを見渡しても、ほんとにこの人なんでソリシターやってんだろ?何でこの人やる気ないんだろ?と思う人がだんだん多くなってきているような気がします。

数字の要求が厳しくて、視野が狭くなっているのでしょうか。

なぜソリシターの仕事をしているのか。

そのようなことを語り続けている会社はないんでしょうね。

そのようなことを語り続けているリーダーがいないんでしょうね。

リーダーにも仕事が集中していて、チームメンバーに語りかける余裕がないんでしょうね。

リーダーには、実務に没頭するだけではなく、メンバーにビジョンや夢を語ってほしいですね。

ソリシターの方は、尊敬できる代理店さんと深く語りあってほしいですね。


深い気づきがあると思います。

2009/01/28

生命保険って誰のものなんでしょう

昨日書いたもののタイトルを見ると、生命保険って誰のものなんだろう、と考えてしまいました。

私の知っている保険会社で、少なくとも3社の本社の人が「良い商品は作らない(できない)。」と言っていました。

保険を作るメーカーとして、良い商品を作らないなんて何かおかしいんじゃないかなと思います。「良い」という基準はいろいろあると思いますが、良い商品を作り続けるのが当たり前で、それにプラスして、良いサービスも提供します、というのが普通じゃないかなと思います。

ソニーやパナソニックで、良い商品を作らないと言ったらどうなるでしょう?
ヤマダ電器やヨドバシカメラの店頭で選ばれるでしょうか?

保険はスペックが分かりにくいので何を作ってもいい、というわけではないと思います。

365日ずっと最高の商品やサービスを維持できるとは思いませんが、常に最高の商品、サービスを目指してほしいですね。自分自身も最高のサービスを忘れないようにしたいですね。

2009/01/27

生命保険はだれのものか

久々に生命保険の本です。

出口治明氏の「生命保険はだれのものか」です。

出口氏は、ご存知、昨年できたインターネット保険会社のライフネット生命の社長です。

先月、FP協会のセミナーでもプレゼンされてましたね。行きたかったのですが、他のセミナーが重なっていていけませんでした。

1年ぐらい前、まだ準備会社(ネットライフ企画)の社長時代に話を聞いたことがありますが、本当にネットで生命保険販売がうまくいくのかなと思って聞いていました。

が、当時のネットライフ企画の生命保険会社設立にいたるメルマガをいつも楽しみに読んでいて、この会社には、ぜひ成功してほしい、生命保険業界に新しい風を吹き込んでほしいと思っています。

本は、業界人向けというより、消費者向けに書かれていて、とても分かりやすく、自社をあまり売り込んでいないところも読みやすかったです。

2009/01/26

銀行

戸谷圭子氏の「イラスト図解  銀行のしくみ」を読みました。

結構幅広く、銀行の仕事内容について書かれています。銀行って官僚的ですねえ。びっくりしました。これだけ官僚的だと、銀行チャネルが、大きなマーケットシェアをとるのは、時間がかかるのかなあと思ってしまいました。

この本は、就活向けかなあ。

2009/01/25

ワークショップ

中野民夫氏の「ワークショップ」を読みました。

ワークショップの特徴として、以下のように書いています。


従来の教育で一般的な、教える側から学ぶ側への一方通行的な知識伝達型と違って、ワークショップでは、双方向的な「参加型」の学びを大切にする。「先生」の代わりに、「ファシリテーター(進行役、引き出し役)」が、参加者の興味や意欲を引き出しながら場を展開していく。参加者も従来のただ座って話を聞いたりノートをとる受け身的な態度ではなく、自ら積極的に参加する必要がある。


この本では、写真を載せていろんなワークショップを紹介しています。ワークショップの楽しさが感じられて、読んでいて心がワクワクしました。

2009/01/22

三方よし

神田良氏、清水聰氏、北出芳久氏、岩崎尚人氏、西野正浩氏、黒川光博氏の「企業不老長寿の秘訣」を読みました。

この本の中で、近江商人について書いてあるところがあります。引用しますと、

近江商人の商法を表す言葉として「三方よし」というのがよく言われています。これはどういう意味かというと、「売り手よし、買い手よし、世間よし」ということで、売り手側にとってもこの商売はプラスになり、買い手側にとってもプラスになる。それだけではなく、世間にとってもプラスになる。そうでなければ、本当の商売とは言えないということです。

(中略)

自分だけ儲けたらいいやよいう考えで商売にいくと、もう二度と来るなということになるわけです。


代理店営業にも言えるなあと思って読みました。近江商人を表すこの言葉は有名ですが、今まで代理店営業とリンクしていませんでした。


もうひとつ興味を持ったところがありました。
虎屋の社長である黒川光弘氏が書いているところで、虎屋には、“掟書”(おきてがき)というものがあるそうです。その“掟書”についての記述の箇所の引用です。

「お得意様のところへ伺ったときには長話などしないで丁寧に礼を尽くしてご挨拶をしなさい。御用事をうかがったならばすぐに帰り、自分の用事のために決して他に立ち寄ってははいけない。出先に用事ができたときでも一旦帰宅してからその旨を伝えてもう一回で直しなさい」ということが書いてあります。

今は、携帯電話があるので、いちいち帰社しなくても用事は解決する、ということではありません。一人ひとりのお得意様(代理店さん)に対して、最善を尽くすということです。

このごろ代理店さんの愚痴で「(持ち帰った)質問に全然回答してこない(担当者がいる)」ということをよく聞くことを思い出しました。回答しないソリシターが忘れているのか無視しているのは分かりませんが、虎屋には200年以上前から“掟書”として残っている。不老長寿のためにこの精神を見習わないといけないなあと感じました。

2009/01/21

2日連続

2日連続で心理学の本になってしまいました。

アーノルド・ミンデルの「紛争の心理学」です。

いつものように引用しますと、


 最も基本的な討論の場、自分自身の心である。ファシリテーターとして、また人間として、自分自身に耳を傾けることを学ばなければならない。そうすることによって、他人が怒ったり、傷ついたりしているときに、どのように耳を傾けたらよいかを知るのである。耳を傾けなければ、人々はもっと怒る。それは敵のせいではなく、私たちのせいでもある。

もう1箇所、

虐待は、それが公然と行われていたひそかに行われていたか、身体的か心理的かにかかわらず、自分自身のリアリティを疑わせ、自分は悪く、間違っており、無価値だと感じさせる。あなたは状況の流れあわせ沈黙を守る。それは、異議を唱えることによるトラブルに巻き込まれないようにするため、また復讐の怖れ避けるためである。力を剥奪されている集団にとっては、全体主義的な体制と同じように、民主主義においても、感情を殺し、要求を抑圧し、沈黙を守って適応することの方が安全なのである。


このごろ気になっていることとオーバーラップしたので、この2か所を引用しましたが、ほかにも、なるほどと思うところがたくさんありました。絶版になっており、手に入れにくいと思いますが、非常に興味深い本でした。