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2021/11/05

その幸運は偶然ではないんです!

 J・D・クランボルツ、A・S・レヴィンの「その幸運は偶然ではないんです!」を読みました。


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冒頭に本書で伝えたいことが書いてあります。



「結果がわからないときでも、行動を起こして新しいチャンスを切り開くこと」


「偶然の出来事を活用すること」


「選択肢を常にオープンにしておくこと」


「人生に起きることを最大限に活用すること」



VUCAのこのご時世にも、今の若者にも、ビジネスパーソンとして終盤を迎えている人にも、ピッタリくる内容ではないでしょうか。


章のはじめはカウンセリングを受けているようであり、章の最後には「練習問題」がついているので内省の時間があり、これを書きながら読み返していても引き込まれます。


章の真ん中にはいろんな人のケースが書かれていますので、そこにも引き込まれます。



凝り固まるのではなく、オープンに、諦めるのではなく、チャレンジをして、想定外を怖がるのではなく、楽しみたいと思います。


ちょっと古い本ですが、読んでみてください。



2021/10/29

世界のトップデザインスクールが教えるデザイン思考の授業

 佐宗邦威氏の「世界のトップデザインスクールが教えるデザイン思考の授業」を読みました。



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「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」が加筆修正された本です。



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元々の本を紹介したのは3、4年前になると思いますが、どんどんデザイン思考が重要になってきていると思います。


既存のビジネスをうまく回すだけでは限界がきていて、それよりも0から1を生み出す、新しい価値を生み出す必要性を感じます。


生保業界を見てみると、価格競争とそのためのコスト削減が花盛りですが、つまらないです(笑)


コスト削減もユーザーを無視したコスト削減が横行し、サスティナブルとは思えません。


フィールドワークをしっかり行って、現場の生の声をしっかり紡いでいくプロセスが必要だと思います。



2021/10/22

実践 シナリオ・プランニング

新井宏征氏の「実践 シナリオ・プランニング」を読みました。



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シナリオ・プランニングの本はたくさん出ていますが、この本が一番分かりやすい、「実践」と名につけている通り、実践的です。



シナリオ・プランニングに取り組むメリット


先の見えない時代においても、さまざまな視野・視点で自組織の取り組みを検討できるようになる


「変化の可能性」を先取りして動くことができるようになる


組織やチーム内に「戦略的対話」を行う土壌が育まれる




シナリオ・プランニングを実践するステップ


①シナリオテーマ設定

②外部環境要因リサーチ

③重要な環境要因の抽出

④ベースシナリオ作成

⑤複数シナリオ作成

⑥シナリオ詳細分析

⑦戦略オプション検討



VUCAとTUNAの時代なので、より一層シナリオ・プランニングの重要性が増していると思います。


また、VUCAとTUNAの時代なので、より一層対話の重要性もましていると思います。


シナリオを作成する過程で対話することにより、不確実な環境をうまく乗り越える可能性が高くなると思います。


過去の栄光や過去の経験だけでは乗り越えられないことを念頭に置いておきたいと思います。






2021/10/14

日本企業が変革力を高める3つの指針

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。



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ベイン・アンド・カンパニーのお二人によって書かれています。


ベインで世界各国の変革力を示すスコアを算出したところ、アメリカ6.9、中国7.9、インド8.4、日本は5.3で、グローバルの平均7.1と比較してもかなり低いことがわかったようです。


このスコアは企業業績と強い相関関係があることもわかったようで、日本企業が低迷していることもうなづけます。


また、企業業績だけでなく、従業員からみた経営陣に対する評価、企業文化に対する評価とも相関関係があるようです。



3つの指針

「方向性」の明確化

「全体振り付け」力の強化

「行動」志向の強化



「経営の方向性が見えない」「戦略不在」「リーダーシップの欠如」「計画偏重」「完璧志向」「型にはまった仕事のやり方」などを変えていかないといけないということです。


これらを変えられる企業とそうでない企業が数年後に大きな差となってあらわれるのでしょうね。 

2021/10/06

オンライン研修アクティビティ

 ベッキー・パイク・ブルースの「オンライン研修アクティビティ」を読みました。



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コロナ禍の対面研修自粛でオンライン研修が激増しました。

一方的に話す講演のような形式だとあまり効果に差がないと思われますが、ダイアログやディスカッション、ワークショップが組み込まれている研修はかなり効果が落ちていると思います。


社内講師や研修ベンダーも研修デザインに苦慮していることは伝わってきます。


また、研修ベンダーは、今までなら少人数で複数回数行っていたものが、オンラインで1回で完了となうケースも多く、収益的にも大変なんだろうということを察します。


日本は半日あれば、全国どこからでも集合できますので、非対面の研修のニーズがあまりなかったので、そもそもノウハウが蓄積されていません。


アメリカだと、全国から人を集めるというのは、物理的にも金銭的にも大変なので、コロナ禍以前からオンライン研修が行われていました。


この本を読んでいると、ノウハウが蓄積さていることが良くわかります。逆にいうと、日本の研修の工夫のなさを痛感してしまいます。


研修だけではなく、通常業務も非対面が多くなり、雑談からの情報共有、情報共有からのイノベーションが激減していると思います。


そういう意味でもこの本で紹介されているノウハウが役に立つと思います。

2021/09/29

ビジョナリー・カンパニーZERO

ジム・コリンズ、ビル・ラジアーの「ビジョナリー・カンパニーZERO -ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる-」を読みました。



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日本未発売だった「ビヨンド・アントレプレナーシップ」が加筆修正され、この本になっています。


起業家向けに書かれているサブタイトルになっていますが、全くそんなことはありません。

また、1994年にベースが書かれているとも思えません。




企業で有効なリーダーシップ

リーダーシップの機能

 集団が共有し、実現を目指す、明確で説得力のあるビジョンを生み出す

➕

リーダーシップのスタイル

 有効なリーダーシップ・スタイルの7つの要素(あらゆるスタイルに共通する要素)

 ・誠実さ

 ・決断力

 ・集中力

 ・人間味

 ・対人スキル

 ・コミュニケーション能力

 ・常に前に前進する姿勢

 個人的特性(1人ひとりのリーダーに固有の要素)




コリンズ・ポラス式ビジョンのフレームワーク

・コアバリューと理念

 会社の指針となる原則と信条の体系。事業と人生に関する哲学。

 絶対に順守されるべき原則

 組織のリーダー個人のコアバリューと理念の延長。

 ↓

・パーパス(存在意義)

 組織が存在する根本理由

 コアバリューから生まれる。

 組織の行方を照らす星のように、常に努力すべき目標ではあるが、完全に達成されることはない。

 100年間に渡って会社の指針となる。

 ↓

・ミッション

 大胆で説得力のある野心的な目標

 明確なゴールと具体的期限がある。達成されると、新たなミッションが設定される。

 4つのタイプがある。

 1.目標

 2.共通の敵

 3.ロールモデル

 4.内部変革




リーダーシップ、ビジョンのところを少し引っ張り出してみましたが、ここだけでお腹いっぱいという感じです(他にも、戦略や戦術など色々書かれています)。


生命保険業界は衰退の五段階の中ではかなり進んでしまっていて、消耗戦真っ只中です。

今一度、リーダーシップやビジョンを問い直す時期ではないかと思います。



2021/09/24

人生、何を成したかよりどう生きるか

 内村鑑三の「人生、何を成したかよりどう生きるか」を読みました。


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100年以上前に書かれた古典です。ただ、現代の言葉に直されていますのでとても読みやすくなっています。


現代の言葉に直されていることもあって、100年以上前に書かれたとは全く思えません。



「今一番足りないものは元気(Life)ではないでしょうか」



2021年の今にも同じことが言えると思います。


ビジネスの世界で言えば、一番足りないものは「Lifework」だと感じました。この本は後世への最大遺物をテーマに書かれています。100年後に読んでいる私たちへのメッセージとして、「あなたは何を遺すのか」を問うているように感じました。


後半の半分は佐藤優氏の解説が付いています。自分自身と対話を促進させてくれます。


帯に「死ぬまでに一度は読みたい!」という大げさなキャッチコピーが付いていますが、そこまで言わないまでもぜひ読んでほしい1冊です。

2021/09/16

職場のジェンダー平等を前進させる7つの視点

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。



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7つの視点とは、女性が感じている障壁のことを言っています。


志願者の募集

従業員の採用

組織への統合

能力開発

パフォーマンス評価

報酬・昇進管理

優秀な従業員の定着


世界中の150人の女性幹部にアンケートをとった結果です。この7つの中でも、「報酬・昇進管理」「優秀な従業員の定着」の2項目が飛び抜けて不利益を感じています。


日本では女性活躍推進で昇進に関しては男性の方が不利益がありそうですが、その他の項目は女性に不利益がありそうです。


特に私の周りでは、ソリシターとして女性が採用されるケースはほぼないですし、有力代理店を担当させてもらえるケースもほとんどありません。形式的に支社に所属していると言っても過言ではない状況です。


男性よりも女性の方が優秀な人が多いような気がしていますが、機会が与えられていませんし、評価も正当にされていません。


この論文を読んでいると、知らず知らずのうちにバイアスがかかって、何が公正なのかが分からなくなってきている自分に気付かされます。


ここで紹介されている問いを自問自答して、バイアスを排除していきたいと思います。