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2012/12/16

なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?

多田文明氏の「なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?」を読みました。






このタイトルなので、もちろん電子書籍です。電子書籍はこの手の本が多いですね。


タイトルは読みたいと思わせるものではないですが、中身は知っておいた方が内容です。

これを読んでいる人で振り込め詐欺やキャッチセールスの被害にあった方はいないと思いますが、著者も言っているように、「悪用する」のではなく、「活用する」ことで、話し方、話のプロセス、交渉がうまくなると思います。



個人的には、上記以外のいろんな詐欺の手法に騙されないように知識として知っておくということだけでも意味があると思いました。


2012/12/15

ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」

加賀屋克美氏の「ディズニーランドが教えてくれた「お客様を大切に想う気持ち」-心の奥を優しく揺さぶるサービスって、こういうことなんだ!-」を読みました。






ソリシターの仕事で、最も大切なことかもしれません。「お客様を大切に想う気持ち」


一昨日の「ガイアの夜明け」では、表参道の想像を絶するサービスを提供する奇跡のレストラン「カシータ」が紹介されていました。

昨日、某代理店さんと電車でばったり会い、「やっぱりこまめに動いてくれる所に数字が集中しちゃうよなぁ~」

今日も研究会で、一緒に仕事をするのに「この人を担ぎたいと思わせられるかどうかが一番重要」という話がありました。



どれにも「お客様を大切に想う気持ち」がベースにあると思います。その上に、知識やスキル等があると思います。

ディズニー本を読むと、マニュアルではできない、マニュアルを超えてお客様の背後にあるストーリーにまで神経を傾けているところにいつも学ばされます。


ディズニーランドは、お客様にはリピーターになってもらわないと先がありませんし、代理店営業は基本的にはルートセールスなので、いつも「あなた」の携帯に電話してもらわないと先がありません。


知識やスキルではないので、身につけることは難しいかもしれませんが、これがないと先が暗いと思います。

2012/12/13

ビジネスモデルYOU

ティム・クラーク、アレックス・オスターワルダー、イヴ・ビニュールの「ビジネスモデルYOU」を読みました。






前作の「ビジネスモデル・ジェネレーション」がとても使える本だったので、期待して読みました。





担当したことのない某代理店さんから「新しいビジネスを始めたいので、相談にのってほしい」という依頼をいただき、この「ビジネスモデル・ジェネレーション」のフレームワークで、打ち合わせをすすめました。打ち合わせ終了後、考えていることが断片的なことに気づき、かなり凹んでいました。


話を「ビジネスモデルYOU」に戻すと、前作は組織のビジネスモデルを考える際のフレームワークを提供してくれていましたが、この本は個人のキャリア構築(働き方)を考えさせてくれます。



目次は以下の通りです。

1 Canvas(キャンバス)
   組織や個人のビジネスモデルを分析し描くための鍵となる
   ツール。その使い方を学ぶ。

2 Reflect(熟考する)
   あなたの人生の方向性を見つめ直す。個人としての望み、
   そしてキャリア上の望みを、どう両立するのか?

3 Revice(修正する)
   キャンバスと、ここまでの章で得た気づきをもとにあなたの
   仕事生活(ワークライフ)を調整しよう。-あるいは、新しく
   構築し直そう。

4 Act(行動する)
   全てを実現させる方法を学ぶ。

5 Extras(最後に)
   ビジネスモデルYOU誕生の背景にある、人々やリソースの話。



私の周りでも会社を辞める人がたくさん出ており、相談いただくこともあります。このフレームワークとReflectが使えそうですし、参考になりました。   

2012/12/10

法廷が流した涙

白木達也氏の「法廷が流した涙」を読みました。






どんなつまらない本でも、どんな難しい本でも、とりあえず最後まで読むのですが、この本だけは途中で挫折するかと思いました。

少し読んでは数日休んで、少し読んでは数日休んでというようにして、やっとのことで読み終わりました。


あまりにも読み進めるのは辛すぎる!


特に、第1章の「被告人が流した涙」はつらいです。二重介護の末の殺人、母子家庭で生活苦の末の無理心中など、相当長い時間鬱になります。


介護の話などは、生命保険業界でも取り上げられるテーマだと思います。他にも死亡や病気をきっかけにして事件が起こっているケースもありました。

つらい話ばかりなのですが、生命保険業界にいる者の視点で読むというのも新しい発見があると思います。

2012/12/09

独創的な戦略を科学的に策定する

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。

サブタイトルが「あらゆる選択肢から検証する7つのステップ」となっていて、この7ステップは、日頃漠然と考えていた戦略策定プロセスと同じで、しっくりきました。



戦略立案7つのステップ

1.問題点より選択肢に目を向ける
  問題点の解決につながりそうな、互いに異なる選択肢を少なく
  とも2つ探す。  

2.戦略シナリオを導き出す
  選択肢を膨らませて、考えつく限りの戦略シナリオを列挙する。

3.成功への条件を明確にする
  各シナリオについて、理にかなった戦略であるために必要な
  条件を明確にする。

4.難条件を見極める
  最も成り立ちそうもない条件を見極める。

5.難条件の検証を準備する
  それぞれの難条件について、「この検証に耐えれば、戦略
  実現への関与を引き出せそうだ」と納得できる十分な検証
  方法を探る。

6.検証作業を行う
  突破できる可能性が最も低そうな難条件から順番に検証作業
  を行う

7.戦略を決める
  検証結果を基に、主な条件が満たされているかどうかを確か
  め、戦略とすべきシナリオを選ぶ。



昨日、ある研究会の忘年会でシナリオプランニングで、業績が好転した企業のベストプラクティス聞く機会がありました。私の周りでは「シナリオ」を作って、どうした、こうしたというのは聞いたことがありませんが、これからシナリオが使われる機会が多くなるような気がします。

2012/12/06

なぜ、あのリーダーの職場は明るいのか?

ダイアナ・ホイットニー、アマンダ・トロステン=ブルーム、ケイ・レイダーの「なぜ、あのリーダーの職場は明るいのか? -ポジティブ・パワーを引き出す5つの思考法-」を読みました。





まず最初に、序文をガーゲンが書いているに驚きました。


   


ダイアナ・ホイットニーといえば、AI(アプリシアティブ・インクワイアリー)の提唱者です。

ひとことで言うと、AIのテクノロジーを活用したリーダーシップ開発の本です。


サブタイトルの5つの思考とは、以下の5つです。

1 インクワイアリー(Inquiry:強み発掘思考)
2 イルミネーション(Illumination:価値「見える化」思考)
3 インクルージョン(Inclusion:つながり拡大思考)
4 インスパイア(Inspiration:ワクワク創造思考)
5 インテグリティ(Integrity:みんなの利益思考)


ガーゲンが序文で書いてくれていますが、

 「組織の成功を生みだすのは個々のアクターの行動ではなく、アクター同士の関係性なのである。関係性がアクターの興味を高め、ふるい立たせ、やる気を生みだすことで、組織がうまく機能するのだ。そしてこれらの関係性が互いを支え合い、強化し合うことによって、クリエイティブな変化を生みだす潜在力が最大化されるのである。」



社会構成主義やAIがとても重要になると思いますが、AIに関する本は、どれも売れていないようです。AIはぜひ普及してほしいと思っています。        

2012/12/04

相手を洗脳する文章テクニック

宮川明氏の「相手を洗脳する文章テクニック -人の心を虜にし、思いのままに動かす-」を読みました。






過激なタイトルの本ですが、内容はNLPのテクニックを駆使した言葉の使いかたの本です。

NLPのテクニックの紹介だけではなく、セールストークとして使える言葉の使い方がたくさん紹介されています。

NLPのトレーナーでありながら、「洗脳」という言葉を使うのかいかがなものかと思いますが、というより、NLPをやってる人からすると、NLPことをわかっていないと激怒されると思いますが、本自体は使えます。


例えば、第2章のまとめですが、


・相手を動かすには、まず信頼を得る(ラポールを築く)。
・ラポールを築く文章テクニックの原理は「マッチング」
 「ペーシング」「リーディング」。
・相手からYESを取るテクニックを使って誘導する。
・言葉やVAKを相手に合わせる



ポイントついてますし、まとめの解説もわかりやすいですし、具体的な言葉の使い方も書かれていてわかりやすいです。


2012/12/01

ビジョナリーであるということ

パヴィスラ・K・メータ、スキトタ・シェノイの「ビジョナリーであるということ -慈悲とビジネスを結んだ奇跡の組織 アラヴィンドの物語-」を読みました。






久々に帯を見て、買ってしましました。


「ハーバード・ビジネススクールで読み継がれる不朽のケーススタディ」


タイトルもいいのですが、帯もいいですね。ケーススタディはすぐに古くなるものですが、読み継がれているとはすごいですね、

読むと、すぐに読み継がれている理由がわかります。


インドの眼科の一族の物語です。「治せる失明をこの世から根絶する」という大きなビジョンを掲げ、お金のないとからはお金を取らず、無料で手術をしてしまう、病院までの交通費のない人は、交通費まで出すという徹底ぶりです。


一般企業とは違う、強い想いや戦略、戦術などケーススタディになっています。


おススメの一冊です。