廣田茂明氏の「ODプラクティショナーのための「組織開発」参考書」を読みました。
先日、「組織開発の探究」を紹介しましたが、3年前にもっと組織開発の探究をした本を見つけました。
組織開発とは、
「人と組織が最善の仕事をできるよう支援することを目指す分野」(へインバーグ2005)
「生命力の豊かな組織をつくろうとする持続的な努力過程」(稲葉1973)
「組織開発の探究」でも書いていましたが、「組織開発」の定義がたくさんあり、「組織開発」自体が分かりにくいものになっていると思います。
また、上記のような定義は多くの企業ではなじみのないものではないでしょうか?
チェンジマネジメントと組織開発の比較
チェンジマネジメント
重視する点:成果
方法:少数の者が指導
中心的価値:経済性
変革マネジメントの要点:工学的技術を用いることと指導すること
組織開発
重視する点:プロセス
方法:参画による進行
中心的価値:人間性
変革マネジメントの要点:ファシリテーションとコーチング
ホウレンソウの主な問題点
①意思決定のスピードが遅い(臨機応変の対応ができない)
②責任の所在があいまいになる
③部下のやる気を引き出せない
④部下が育たない
⑤コミュニケーションがとれているという錯覚に陥る
⑥重要な問題を先送りする
「一部の管理者はホウレンソウだけでマネジメントをしている(つもりになっている)」
近くで見る光景です(悲)。
意思決定が遅く、誰が意思決定者かもわからない(笑)。
部下は指示待ちで、やらされ感満載。
モチベーションとエンパワーメントの相違点
モチベーション(動機づけ)
人は過ちを犯すものである
人はやるべきことを知りたがる
人にはアメとムチが必要である
人は心地よさを求める
エンパワーメント(力づけ)
人は新しい視点を必要とする:解決策はその中にある
人は行動を通して学習し、成長する
人は責任を持つことが必要である
人は感謝と尊敬の心を求める
ODプラクティショナーという言葉は全く知られていませんが、今後注目される仕事ではないでしょうか。
超おススメの1冊です。
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