金井壽宏先生の「働くみんなのモチベーション論」を読みました。
ちょっと古い本ですが、金井先生のモチベーション論の本です。
この本は、常に高いテンションで人生を送るとまではいかなくても、モチベーション(やる気、意欲、動機づけなど)を自己調整できるように手立てを探ることが目的です。
多様なモチベーション論すべてを網羅できないといいつつも、マグレガー、マズロー、デシなど数多くの理論が紹介されています。
大きな系統として、下の3つの理論に分けています。
・ズレ、緊張、不協和、欠乏を解消、回避するためにひとは
動く(緊張系)
・夢、希望、目標、自己実現、達成など、ありたい姿に
近づくためにひとは動く(希望系)
・自分がどうやれば動くか暗黙にあるいは明示的に知って
いるまま、ひとは動くことになる(持論系)
新年度に入った会社も多く、海外インセンティブを発表された会社もあると思います。この時期になると、いつも下記のようなことを感じてしまいます。
アルフィー・コーンは、外発的報酬が悪影響をもたらす理由として、5つあげている。
1.報酬は罰になる
2.報酬は人間関係を破壊する
3.報酬は理由を無視する
4.報酬は冒険に水をさす
5.報酬は興味を損なう
さらにエドワード・デシは2つあげている
6.報酬は使い出したら簡単には引けない
7.報酬はそれを得るための手抜き(最短ルート)を選ばせる
デシは、内発的に意欲が持てる課題に、外発的報酬をつけてしまうと、好きだからやっているという気持ち阻害することを強調した。(アンダーマイニング現象)
せっかくのインセンティブがマイナスに作用しないようにしたいですね。
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