藤井理恵氏、藤井美和氏の「たましいのケア」を読みました。先週に続き、死生観に関する本です。
双子の姉、関西学院大学准教授の藤井美和氏と妹の淀川キリスト教病院のチャプレン(病院内牧師)の藤井理恵氏の二人が、1部を妹の理恵氏が2部を美和氏が書いています。
1部は、少し宗教的な話になっていますが、2部は、死生学の先生らしく、生と死、いのちをどのように受け止めるか、私たちはどう生きるかを問うています。
死にゆく人のケアについて、3つのことが書いてあります。
1・死にゆく人は生きる人たちであって、まだやり残したこと、死ぬまでにやっておきたいことを持っていることが多い。
2.私たちが、死にゆく人の積極的な聴き手にならない限り、本当の意味でのケアは提供できない。
3.私たち自身をよりよく知ること-人間は限界を持ち、傷つきやすい存在で、必ず死を迎える者であるが、しかし同時に、支え合い、愛し合う存在であるということを、死にゆく人から学ばなければならない。
上の3つは薬の服用やカウンセリングである程度解決されるでしょうが、今まで重視されていなかったスピリチュアルニーズは死にゆく人だけではないですが、人間の存在の意味、根源的な問いです。
死を間近にした人のことが数多く書かれています。
とても考えさせられる本でした。
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