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2020/01/28

われわれはいかに働きどう生きるべきか

P.F.ドラッカーの「われわれはいかに働きどう生きるべきか -ドラッカーが語りかける毎日の心得、そしてハウツー-」を読みました。





1977年のカセットテープとサブテキストを編集した本です。

上の文章を書いて、改めて衝撃です。1977年にこれを話してるなんて信じられません。知の巨人と呼ばれる所以です。


習慣としたい”六つ”の能力

第一 時間をマネジメントすることです
第二 貢献に焦点を合わせることです
第三 強みを築くことです
第四 重要なことに集中することです
第五 的確に意思決定を行なうことです
第六 成果を評価することです


上司の仕事は部下を助けることなのです」


「成果をあげる組織は、常に若手社員の強みを考えています」


「好かれたいなど、情けないことです。敬われることこそ目指さなければならないことです。リーダーとは、範となることです」


「仕事のできる者は一目瞭然です。上司をマネジメントするために、必ず何かしています。実に簡単なことです」


生き延びるために必要な四つの心得

第一 資源を機会に集中することです
第二 資源の生産性を上げることです
第三 成長をマネジメントすることです
第四 人の育成に注力することです



ドラッカーはたまには読み返さないといけませんね(反省・反省・反省)。

何度読んでも新しい気づきがありますし、忘れていることがあります。


2020/01/20

ひとりの妄想で未来は変わる

佐宗邦威氏の「ひとりの妄想で未来は変わる」を読みました。





佐宗氏の最新刊です。

「生産する組織」(縦割り・ピラミッド型の組織)から「創造する組織」(多様性のある・フラットな組織)に変わる36の智慧を書いています。


創造のエッセンス


 1.妄想を引き出し、熱を吹き込む
 2.ともに企む仲間をつくる
 3.辺境に眠る妄想を発掘する
 4.組織外の仲間から自信をもらう


 5.場と闇をつくり出す
 6.創発を生みやすい土づくり
 7.情熱の全体像を可視化する
 8.1.5歩先の旗を立てる

意志
 9.ムーンショット型ビジョンをつくる
10.過去-現在-未来をつないだ新たな文脈づくり
11.言葉と物語によって魂を入れた意志にする
12.会社のタイプに合わせて意志をブランドに

創造
13.独創を最大化する共創
14.多様性から未来を創発する共創ファシリテーション
15.生んで間引く創発型戦略
16.目的に合わせた創造の方法論の使い分け


革新のツボ

辺境でのアングラ活動
 1.空き時間を利用して外に出る
 2.勉強会や研修を仲間づくりの場にする

部門横断の公式活動化
 3.1.5歩先の戦略的テーマ設定
 4.ハブ人材の開拓
 5.マメな文脈共有と参加を促す仕組み
 6.役員レベルのスポンサー獲得
 7.人事などの間接部門と一緒に予算化

革新の運動体をつくる
 8.大義をストーリー化して発信
 9.小規模の実験による成功の可視化
10.外部メディアへの仕込み
11.経営企画と動き、戦略部門化を目指す
12.イノベーション感覚の高いトップを招聘
13.インベーション型KPIの設定

革新のスケールアウト
14.BigDateとThinkDateによる投資エビデンス
15.ビジネスモデル革新に注力する
16.10Xの戦略と改善の併用
17.可能性が見えた段階で集中投資
18.事業部、販社共同での価値探索
19.トップによる意義の啓発
20.ツールやノウハウの共有

 
大企業から老舗企業、非営利法人など、事例がものすごくたくさん紹介されていて、これだけ多くの企業が変革にチャレンジしているのかと衝撃を受けました。

また、これだけまとめられてることにも感動を覚えました。


この本も流行りそうです。

2020/01/17

中国企業は成長の壁を乗り越えられるか

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。





サブタイトルが「このままでは日本企業の轍を踏む」となっています。

その理由のひとつが生産人口です。生産人口のカーブがちょうど日本の20年遅れになっています。中国でも2050年には20%の生産人口が減るらしいです。

生産人口だけでは日本企業の轍を踏むなんて言えません。


そのあとに言っているのが、生産性の低さ、国の債務、リーダーシップの欠如です。

驚くほど日本に似ています。


リーダーシップの中で、1995年にフォーチュン・グローバル500にランクインしていた日本企業の売上の85%は国内と国内偏重ということと、外国人の取締役がほぼ0%ということを指摘しています。

それでは長続きしそうにないですね。


外国人の比率はいまでもそんなに上がっていないような気がします。多様性は全く感じられないですね。








2020/01/08

部下の強みを引き出す 経験学習リーダーシップ

松尾睦先生の「部下の強みを引き出す 経験学習リーダーシップ」を読みました。





年始1冊目は松尾先生の「経験学習」シリーズの最新版です。


「経験からの学習」





「「経験学習」入門」





「「経験学習」ケーススタディ」




上記の「「経験学習」入門」のなかで、以下のように言っています。


適切な「思い」と「つながり」を大切にし、「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をするとき、経験から多くのことを学ぶことができる


しかし、従来のマネジャーは以下のような指導が多いと思います(私の周りでも多いです)。

①弱みを克服させることに重点を置き
②問題や失敗のみを振り返らせ
③マネジャーが職場のすべてを仕切っている


育て上手のマネジャーは以下のアプローチをしています。

①強みを探り、成長ゴールで仕事を意味づけ
②失敗だけでなく成功も振り返らせることで、
 強みを引き出し
③中堅社員と連携しながら、思いを共有している


ここまではいろんな本で似たようなことが書いてあります。

が、この本のいいところは、「で、どうやるの?」ということころを細かく書いているところです。


読んでいるマネジャーがいないんじゃないかと思うところがとても残念です。

部下や後輩がいる人にはぜひ読んでほしい1冊です。


2020/01/06

2019年ベスト5

明けましておめでとうございます。

年始の一番最初の投稿は、毎年恒例、昨年読んだ本の中で2019年に発売された本ベスト5です。


第5位
「ザ・メンタルモデル」




第4位
「直感と論理をつなぐ思考法」




第3位
「偉大な組織の最小抵抗経路」




第2位
「FACTFULNESS」




第1位
「他者と働く」





マイナーな本、マイナーな出版社が過半数を占めました。
店頭ではあまり見かけないですが、ぜひ読んでみてください。