安藤寿康先生の「日本人の9割が知らない遺伝の真実」を読みました。
「知能や運動能力など、人の備える能力のほとんどは50%程度の遺伝率があり、いずれも成績を並べれば正規分布を描くことがわかっています」
これを読んで、どう思いました?
私は、よかった~と思いました(笑)。
遺伝は半分しか影響がないんだと。
この本で著者の言っていることは、そうではありません。
「しかし、それを以て「遺伝だから仕方がない」と諦めるのは早計です。私たちの社会を構成している無数の才能の、豊潤な可能性を見逃してしまいます」
知能以外にも無数の能力があり、人それぞれ異なる能力は発揮すればいい、能力の多様性に目を向けないといけないと言っています。
学力偏重の世の中では、なかなか受け入れられないですが、ダイバーシティ推進がカギになりそうですね。
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