トーマス・ギロビッチの「人間この信じやすきもの」を読みました。
サブタイトルは、「迷信・誤信はどうして生まれるか」です。
営業の場面で、「迷信・誤信はどうして生まれるのか」と読み替えて読んでました。
この本は、日本でもよくいわれているような迷信の類をバッサリやっちゃってます。おもしろい。
以下のようなことがたくさん書いてあって、とても興味深い本です。
・自分が唱えている仮説を肯定する回答が得られやすい
質問をしがち。
・信念を持っていると、推定が過大になりがち。
・信念に反する情報は批判的に吟味しがち。
・人は信じたいと思うことを信じる傾向がある。
などなど。
誤信を防ぐための習慣として、
・日常経験することが、偏ったサンプルである
ことを認識する
・すでに持っている仮説や信念で後付けの理論を
構築していないか自問する
古い本で、すでに読まれている方も多いと思いますが、お勧めす。
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