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2020/07/15

部下のストレスを高めるリーダーの5つの振る舞い

今月号のハーバードビジネスレビューの論文のひとつです。





今月号のテーマは「気候変動」と「不安」です。

気候変動特集のトリが隈研吾氏へのインタビューというのも意外でしたが、内容にも驚きました。これが隈研吾氏が引っ張りだこの理由のひとつなのかと納得してしまいました。

が、取り上げるのは「不安」の方です。

ここで書かれてる5つの行動パターンは以下の通りです。


①否定的な言葉遣いをする
②いつもと違う行動や突飛な行動を取る
③感情が揺れ動く
④過度に悲観的な態度を取る
⑤人の感情を無視する


①③⑤が自分の身の回りで起こっており、この論文に反応してしまいました(笑)。

「困難な時代には、社員の業績や生産性、タスク管理よりも、情動や雰囲気、ストレスをモニターするほうが重要なことを心得ておくことだ」

自分自身の不安をコントロールできないと、上記のような心得は難しいかもしれません。

まずは、自分自身でここに書かれている感情の揺れを緩和する方法を取り入れたいと思います。

2020/07/13

影響力の武器実践編〔第二版〕

N・J・ゴールドスタイン、S・マーティン、R・B・チャルディーニの「影響力の武器実践編〔第二版〕 -「イエス!」を引き出す60の秘訣-」を読みました。





私の営業バイブル「影響力の武器」の実践事例集です。





初版から事例が10増え、60になっています。

まずは本編を読んでから実践編を読んでほしいです。

本編を読んでも実践編を読んでも感じることですが、これだけ多くの心理学の世界で実証されてきてるも関わらず、セールストーク、トークスクリプトは全然工夫されていません。

ちょっと言い回しを変える、前にワンフレーズを付け加えることで、相手の反応が何十%変わるということが証明されているので、スクリプトをつくる人にはぜひ読んでほしいです。

教育部などの専門部署の人には、「〇〇〇〇」このような言い回しにしてください。なぜなら、・・・・・という研究結果があるからです、というような資料を作ってほしいですね。


ただただセールストークに参考になるありがたいシリーズです。

おススメです。

2020/07/02

これからのリーダーシップ

堀尾志保氏、舘野泰一先生の「これからのリーダーシップ -基本・最新理論から実践事例まで-」を読みました。





理論と実践がバランスよく書かれています。

理論部分は、入山先生の「世界標準の経営理論」のリーダーシップ版といったところでしょうか。





リーダーシップ研究の変遷はこんな感じで紹介されています。


識者による偉人伝から始まった特性理論
   ↓
リーダーの「行動」に着目した行動理論
   ↓
「状況」に着目した状況適合理論
(コンティンジェンシー理論)
   ↓
リーダーとメンバーの「交換関係」に着目した交換理論
   ↓
組織を「変革」できるトップの特徴に迫った変革型リーダーシップ理論


リーダーシップの本では、これらの中のひとつについて詳しく書かれているわけですが、
1冊で全部に触れられるのはうれしいですね。


2020/06/24

問いのデザイン

安斎勇樹氏・塩瀬隆之氏の「問いのデザイン -創造的対話のファシリテーション-」を読みました。





この本のタイトルは私がずっとテーマにしていたタイトルです。

「問い」の力はものすごいと感じていて、何か「公式」のようなものをずっと探しています。


問いの基本性質
(1)問いの設定によって、導かれる答えは変わりうる
(2)問いは、思考と感情を刺激する
(3)問いは、集団のコミュニケーションを誘発する
(4)対話を通して問いに向き合う過程で、個人の
  認識は内省される
(5)対話を通して向き合う過程で、集団の関係性は
  再構築される
(6)問いは、創造的対話のトリガーになる
(7)問いは、創造的対話を通して、新たな別の問いを
  生みだす


この本はファシリテーションの中での「問い」ですが、営業でも「問い」で(1),(2),(4),(6)が言えますので、成約率に劇的に影響を与えると思います。

この本では、残念ながら「公式」は見つかりませんでしたが、これだけまとまっている本は初めてです。



良い課題の判断基準
①効果性
②社会的意義
③内発的動機


良いアイスブレイクの問いのポイント
①固定概念を揺さぶる
②集団の関係性を揺さぶる
③警戒と緊張をほぐす
④テーマと接続させる


ファシリテーターのコアスキル
①説明力
②場の観察力
③即興力
④情報編集力
⑤リフレーミング力
⑥場のホールド力



これがベストかどうかは検証が必要だと思いますが、「買い」の1冊です。



2020/06/22

ビジョナリーカンパニー 弾み車の法則

ジム・コリンズの「ビジョナリーカンパニー 弾み車の法則」を読みました。





ビジョナリーカンパニーシリーズなので、楽しみして読みました。

が、期待外れでした。


過去に紹介されている「弾み車の法則」で、かつ100ページに満たない本で、内容がないよーと言いたいです(笑)。

弾み車の法則はシステム思考の強化ループであり、一流企業が一流になったことを弾み車の法則として紹介していますが、どうみても後付けの理論だと思います。弾み車の法則を活用して一流になるのは、少なくてもこの本の情報だけでは不可能だと思います。


残念な1冊でした。

2020/06/17

リーダーの信頼を支える3つの力

今月号のハーバードビジネスレビューの論文のタイトルの一つです。





今月号のテーマは「答えのない時代をともに切り拓く リーダーという仕事」です。

たくさん興味深い論文がありますが、これを取り上げます。



リーダーシップに必要不可欠な「信頼」を高める3つのドライバーを示しています。

オーセンティック
 あなたが嘘偽りのない本心で接してくれている
 ことがわかる

ロジック
 あなたならできるとわかるのは、あなたの思考と
 判断が理にかなっているからだ

共感
 あなたは、私のことや私の成功を気にかけて
 くれている


「信頼」を高めるドライバーを示してくれたのはありがたいです。

どれかが強くなれば、どれかが弱くなる可能性があります。どれかが弱い人向けに対策も書いてくれていますので、使い勝手がいいと思います。

リーダーはこうあらねばならぬと取り繕っている人もたくさん見られますが、「信頼」を高めることができないことは明らかです。



今月号は「買い」だと思います。


2020/06/16

センスメーキングインオーガニゼーションズ

カール・ワイクの「センスメーキングインオーガニゼーションズ」を読みました。





古典的名著です。

センス(意味)メーキング(形成)を表しています。

センスメーキングとは、人が経験から意味を与える過程です。

気づいて、意味づけてして、行動する。

正確性というよりも、スピードやストーリーを重要視しています。

VUCAの時代に適した理論だと思います。



センスメーキングの7つの特性

1.アイデンティティ構築に根づいた、
2.回顧的、
3.有意味な環境をイナクトする、
4.社会的、
5.進行中の、
6.抽出された手掛かりが焦点となる、
7.正確性よりももっともらしさ主導の、
プロセスである。





2020/06/02

PRINCIPLES

レイ・ダリオの「PRINCIPLES -人生と仕事の原則-」を読みました。





コロナ禍のこの時代
節税商品終了のこの時代
売上至上主義のこの時代

「PRINCIPLES」の立ち返るいい時期なのかなと思いながら書いています。

来週、ソリシターを対象にワークショップをやることが決まっていて、「なぜこの仕事しているんだろう?」

お金のため?生活のため?それとも?いろいろ考えてしまいました。



私たちは次の3つのことを得るために働く

1)選択した使命を、
  1人でするよりも大きく、
  よりよく達成するための
  レバレッジ

2)素晴らしい組織を築く、
  質の高い人間関係

3)自分や他人が必要なもの、
  欲しいものを買うためのお金



ぜひ自分も含めて、ソリシターに問いかけてみたいですね。


この本は全世界100万部以上売れているらしく、考えさせられるフレーズ、名言がてんこ盛りで、ここでは紹介しきれません。

600ページ近い本ですが、難しくなく、飽きずに読めると思います。




「人生に何を求めるか、
何を与えるかは
あなた次第だ」