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2013/01/05

脳科学講義

茂木健一郎先生の「茂木健一郎の脳科学講義」を読みました。






茂木先生の本は初めてです。

「イノベーション」や「組織」という単語の本にも惹かれますが、「脳」、「言語」、「心理」という文字が書かれている本もすぐに手に取ってしまいます。

「脳」関連の本に、いつも期待しているのは、言葉やしぐさをどのように使えば、脳に効率よく届くかということです。


この本は、講義というよりも、聞き手の歌田明弘氏との対談のような感じで、期待していた内容の本ではなかったです。


気になったのは、仕事柄、病気の記述のところですね。

「統合失調症」、「多重人格」、「自閉症」などの精神疾患のところです。

生命保険の引受は厳しい病気ばかりですが、引受については、皆さんもそうだと思いますが、代理店さんから質問が最も多い事柄であり、日々インプットしていき、蓄積していかないといけない項目です。

昨日の話にもつながりますが、選ばれる理由の一つが、引受の知識と答え方だと思います。

引受については、広く開示している会社とそうでない会社があると思います。他社の引受についても、当然勉強して蓄積していかなければいけないと思います。

2013/01/04

イノベーション・オブ・ライフ

クレイトン・M・クリステンセン、ジェームズ・アルワース、カレン・ディロンの「イノベーション・オブ・ライフ -ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ-」を読みました。






明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。



毎年、この日は挨拶回りぐらいで、時間に余裕のあることが多いのですが、今年は電話の本数が多かったです。

第3Qから忙しい日々が続いていますが、年始早々、たくさん電話を頂けるなんてありがたいことです。



この本は、クリステンセンのハーバード・ビジネススクールの最後の授業が本になっています。

ハーバードの授業なので、難しいと思われるかもしれませんが、正月ボケした頭にはピッタリです(正月ボケしてなくてもいいですが)。

仕事でもプライベートでも役立つ内容です。



卒業前の学生に伝えたいことがてんこ盛りなので、チェックしたところはたくさんありますが、いちばんは、第6講ですね。

第6講では、IKEAやミルクシェイクの事例から「片付けるべき用事」理論というものが書かれています。こういうことです。


「製品・サービスを購入する直接の動機となるのは、実は自分の用事を片づけるために、その製品・サービスを雇いたいという思いなのだ。」



もちろん、代理店営業に当てはめて読みました。

「代理店さんはどのような用事を片付けるために、私の携帯に電話してくるのか?」
「代理店さんは用事を片付けるために、なぜ私の携帯電話に電話してくるのか?」
    ↓
「私の携帯電話を選んでいただくためには、何が必要なのか?」


もちろん、商品、手数料はすぐには変えられませんし、なかなかコントロールできないと思いますので、自分自身でコントロールできるものの中で何が必要かということです。


別の講でクリステンセン先生も書いていましたが、自分の売りたい(自分の評価が高くなる)商品の話しかしないセールスパーソンが多いと感じています。


自分の評価が高くなる商品を売るとしても、「選んでいただくことと」と「自分の評価が高くなる商品」一貫性がないと速かれ遅かれ、代理店さんはあなたを使って、自分の用事を片づけることをしなくなるでしょう。

2012/12/28

プレイフル・ラーニング

上田信行先生、中原淳先生の「プレイフル・ラーニング -ワークショップの源流と学びの未来-」を読みました。






上田先生の最新作です。前作も面白かったので、期待して読みました。






第1章が上田先生の歴史、第2章が昨年奈良で行われたワークショップについて、第3章が上田先生、中原先生と神戸大学の金井先生の対談の3部構成になっています。

第1章は、上田先生の歴史(=学習環境デザインの歴史)を中原先生のインタビューで書かれています。インタビューを読んでいるというより、リアルに聞いているような感じで読みました。引き込まれました。

第2章は、ワークショップの写真がふんだんに使われていて、様子が生き生きと感じられます。参加者を募集をしているのは知っていて、滅茶苦茶行きたかったのですが、奈良で、かつ金土の1泊2日だったので、さすがに申し込めませんでした。

第3章は、豪華メンバーでの対談です。第3章の企画だけも1冊の本ができると思います。


移動中に読みましたが、久々に、「早く読みたい、早く読みたい。」と思わせてくれる本でした。教育・研修をやっている人には是非読んでほしいと思います。

2012/12/26

現代の経営㊦

P.F.ドラッカーの「現代の経営㊦」を読みました。






下巻も上巻同様おもしろい。また笑ってしまいました。



「組織は、企業官僚としてではなく、起業家として働く経営管理者の数を最大限多くするものでなければならない。管理的な能力や専門的な能力によってではなく、成果によって評価される者の数を多くするものでなければならない。」


「マネジメントの階層が一つ増えるごとに、共通の方向性と理解が困難になっていく。目標をねじ曲げ、関心の方向を間違えさせる。命令系統の中継点が一つ増えるごとに、緊張は増大し、余分な惰性、摩擦、弛緩がもたらされる。」


「不適格な者は簡単に異動させることができるよう、これらのことは、地位があまり高くなってしまわないうちに行なわなければならない。社長や副社長を異動させることは難しい。株主が広く社会に分散している上場企業ではほとんど不可能である。ある企業の皮肉な役員は、「社長は代えられない。脳溢血による神の助けしか望めない」といっている。」


「組織の不健全さの症状の一つが、マネジメントの階層の増加である。あるいは、目標の低さ、無能の放置、権限の集中、活動分析の欠如である。あるいは、摩擦回避のための間接費の増大である。すなわち、自らの仕事をもたず、上司の仕事を助けることが仕事であるような調整役、促進役、補佐役の増加である。」


「最低の士気は、ワンマン社長がいかなる反対も許さず、すべての意思決定を自ら行なおうとする中小企業に見ることができる。」


「大企業や巨大企業には、もう一つ大きな問題がある。本社スタッフ部門が肥大化して、スタッフ帝国となることである。」


「恐怖が消滅したからといって、何もしないで働く意欲が自然に生まれると期待することはできない。われわれは恐怖に代わるべき積極的な動機づけを生み出す必要がある。これこそ今日のマネジメントが直面する、緊急の中心的課題である。」


「変化は、彼らの安定を明確かつ目に見える形で強化するものでないかぎり、抵抗を受ける。そもそも人は、脆弱にして制約を受けたはかない存在であって、その安全は常に不確実である。したがって、働く人に対し変化の能力を要求するには、何よりも彼らが変化できるようにすることが必要である。」


「計画と実行を別の者に行なわせることは、食べることと消化することを別の体で行わせるに等しい。」


「仕事で責任をもたせる方法は四つある。人の正しい配置、仕事の高い基準、自己管理に必要な情報、そしてマネジメント的視点をもたせる機会である。」



上下巻とも全く古さを感じさせません。というか、私の隣にいて、今書かれたのではないかと思わせる内容です。

マネジメント層の方だけなく、ソリシターの皆さんにも是非読んでほしい本です。代理店さんのところで役に立つと思います。

2012/12/25

現代の経営㊤

P.F.ドラッカーの「現代の経営 ㊤」を読みました。






ドラ―カーの60年近く前の古典です。

超おもしろい。ギャグ漫画よりおもしろいかも。経営思想の本なのに笑ってしまいます。というものドラッカーがやってはいけないいうことばかりやっているので。60年前からマネジメントは同じ失敗ばかりなんですね。



「事業のマネジメントとは何か。それは、マーケティングとイノベーションによって顧客を創造する活動である。そこから導き出される第一の結論は、事業のマネジメントは起業家的でなければならないということである。すなわち、事業のマネジメントは、官僚的、管理的、さらには政策立案的な仕事であってはならない。」


「なぜならば、企業は人の共同体だからである。企業の仕事ぶりとは人の仕事ぶりである。そして人の共同体は、共通の信条に基礎を置き、共通の原則にその結集力を体現する。さもなければ共同体は麻痺し、活動できなくなり、その構成員から成果を引き出せなくなる。」


「「売上げが伸びていれば、市場シェアは気にしない」との言葉をよく聞く。それは、もっともに聞こえる。だがそのような考えは、検討にも値しない。」


「具体的には、今日のマネジメントは、明日の経営管理者を体系的に育成しておかなければならないということである。」


「経営管理者であることは、企業全体の業績に対し責任をもつということである。この責任をもつことを期待されていない者は経営管理者ではない。企業全体の業績を自らの第一の責任と考えない経営管理者は、職務に忠実でないとまではいえないにしても、失格である。」


「上司が言ったり行ったりしたこと、何気ない言葉、習慣、あるいは癖までが、部下にとっては計算され意図された意味のあるものと映る。」


「マネジメントを的確に行うには、目標間のバランスが必要である。危機感をあおるマネジメントや、キャンペーンによるマネジメントを行ってはならない。」


「キャンペーンによるマネジメントを行っている組織では、キャンペーンに従って本来の仕事の手を抜くか、キャンペーンをサボって本来の仕事するか、いずれかしかない。いずれにせよ、やがて誰も、狼だという声に耳を貸さなくなる。本当の危機がやって来たとき、あらゆる仕事を一時さしおいて緊急の問題に取り組まなければならないとき、みながトップマネジメントの例のヒステリーと思う。」


「報告と手続きは、記入する者自身にとっての道具でなければならない。記入者を評価するための道具にしてはならない。」


「平凡な仕事は、ほめることはもちろん許すこともしてはならない。目標を低く設定する者や、仕事ぶりが基準に達しない者をその仕事にとどめておいてはならない。」




私の周りで、逆のことしてるなと思われるところを抜粋してみました。

自戒も含めて改善改善。

2012/12/24

最短で一流のビジネスマンになる!ドラッカー思考

一条真也氏の「最短で一流のビジネスマンになる!ドラッカー思考 -一流の思考が身につく!47の実践テクニック-」を読みました。






これも電子書籍です。85円也。

著者の会社の宣伝がところどころに入るところがイマイチですが、携帯でドラッカーのエッセンスを味わえるのはいいですね。


第1章の一番最初に書かれているのが、


「何によって人に憶えられたいか?」


です。


数年前にこの問いかけをされ、ドキッとしたことがあります。

皆さんは、何によって憶えられたいですか?



ドラッカーが読みたくなりました。



2012/12/20

ミルトン・エリクソンの催眠テクニックⅠ

リチャード・バンドラー、ジョン・グリンダーの「ミルトン・エリクソンの催眠テクニックⅠ 言語パターン扁」を読みました。






NLPの創設者の二人が、催眠療法家のミルトン・エリクソン博士の催眠テクニックを論文や事例を交えて紹介している本です。


私が長年のテーマにしていることが冒頭のエリクソンのまえがきで書かれています。ちょっと長いですけど抜粋してみます。



「ダブルテイク(ひとつの言葉が二重の解釈をもちうること)」とは、しばしばまったく別の経験から来る連想を基盤とした、異なるふたつの理解レベルにおける知覚のことですが、これに気づいたことで観察の新たな場が開けました。やがて、「トリプルテイク」も起こりうることに気づくと、わたしは頭の中で、ひとつのコミュニケーションについていろいろな言葉づかい(フレージング)を繰り返し練習し、異なる理解レベルで異なる知覚を発生させたり、さらには、特性が矛盾するような知覚を発生させたりするようになりました。こうした努力を重ねた結果、そのほかにも数多くの要因がコミュニケーションを支配していることを認識するようになりました。そうした要因には、たとえば、声の調子、時間的な価値、提示の順序、遠近関係、内在的な矛盾、削除、歪曲、冗語、協調の過不足、直接/間接、曖昧さ、適/不適などがあります。



同じ保険の話をしても、たくさん契約を獲得できる人とそうでない人がいます。コンテンツは同じです。言葉づかい(フレージング)はちがいます。

話が上手い・下手のような曖昧な話ではなく、どこがどのように上手いのかを論理的に解明していかないといけないと思っています。

これをやらないと、いつまでも属人的な話に終始してしまい、持続的成長はないと思います。


NLPの基本的なことが分かっていないと読みにくいと思いますが、何回も読みかえしたい本です。

2012/12/17

なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣

ケリー・グリーソンの「なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 -世界中のビジネスマンが学んだ成功の法則-」を読みました。






原書は「THE PERSONAL EFFICIENCY PROGRAM」(能力向上プログラム(PEP))というタイトルです。


目次は以下の通りです。

第1章 すぐにやる!
第2章 すぐに整理する
第3章 機械的に行なう作業を決める
第4章 すぐに計画する
第5章 再確認と仕上げ
第6章 すぐに正しくやる
第7章 歩きまわりコミュニケーション
第8章 すぐに整理する


誤解を恐れずに一言で言うと、整理術の本です。

机や引き出しの整理はもちろん、予定やTO-DOリストなど、「整理、整理、整理」といった感じです。

章のはじめにポイント、章の終りにはまとめと分かりやすい本です。


私は、人の何倍も書類が山積みですし、引き出しも人も何倍も使っています。
会社には置き場所が限られていますので、研修に使えそうな資料や参考文献になりそうな本は家に山積みになっています。


私のためにあるような本です。